住まいの本当の話|秋なのにカビ?雨が続く季節に気をつけたい家の湿気
2026年9月16日(水)
このところ雨の日が続き、急に肌寒くなりました。
つい少し前まで暑さを気にしていたはずなのに、窓を閉めて過ごす時間も増え、すっかり秋の空気です。
そんな時期に、ふとクローゼットを開けて、「なんとなく湿っぽいな」と感じることはありませんか?
久しぶりに出したバッグに白っぽいものがついていたり、家具の裏側に黒い点を見つけたり。
「秋なのに、カビ?」
カビというと梅雨のイメージがありますが、雨の日が続けば、秋でも家の中の湿気は気になります。
カビを見つけたら「なぜここに?」と考えてみる
カビを見つけると、まずは「どうやって落とそう」と考えます。
もちろん掃除は必要です。
でも、以前にも同じ場所にカビが出ていたなら、少しだけ見方を変えてみてください。
「なぜ、この場所にカビが出るんだろう?」
例えば、クローゼットの奥、壁にぴったりつけた家具の裏、洗面室の収納、普段あまり開けない押入れ。
こうした場所は、部屋の中でも空気が動きにくく、湿気が留まりやすくなることがあります。
部屋全体は快適でも、家の中にはこうした小さな「湿気の居場所」が隠れています。
「換気しているから大丈夫」とも限りません
家全体を換気していても、収納の奥や家具の裏まで同じように空気が動いているとは限りません。
洋服をいっぱいに詰めたクローゼット。
壁との隙間がほとんどない家具。
普段閉めたままの収納。
大切なのは、ただ「換気する」ことだけではなく、湿気が一か所に留まり続けないことです。
これは、これから家を建てるときにも考えておきたいポイントです。
窓の位置。
収納のつくり方。
水まわりの配置。
そして、家の中を空気がどう動くのか。
カビの話は、実は掃除だけではなく、住まいのつくり方にもつながっています。
自然素材だけに頼らない家づくり
千寿堂では、漆喰や無垢材などの自然素材を使った家づくりをしています。
ただし、「自然素材ならカビが生えない」というわけではありません。
素材の特徴を活かしながら、光や風、空気の流れまで一緒に考える。
住まい全体で湿気と上手に付き合っていくこと。
千寿堂では、そこまで含めて家づくりだと考えています。
雨が続く今だから、家の中を見てみませんか?
クローゼットの奥。
家具の裏側。
洗面室や押入れ。
雨が続いている今、一度だけ普段見ない場所をのぞいてみてください。
もし、「なぜか、ここだけカビが出る」という場所があれば、その経験はこれからの家づくりにも役立ちます。
今の家で感じている小さな不満や疑問は、新しい家を考えるための大切なヒントだからです。
千寿堂との家づくりでも、
「今の家では、ここが気になるんです」
そんな話から聞かせてください。
間取りや素材を決める前に、今の暮らしを知ること。
そこから始めると、そのご家族に合った住まいが少しずつ見えてきます。





