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住まいの本当の話 ― 実はとても危険な結露のお話。

2025年12月10日(水)

今回は、誰でも知っているけど、詳しくは知らない結露についてお話をします。

寒い時に暖かいお部屋から出た時にメガネが曇ってしまうのも、暑い日に氷水を入れたコップに水滴がつくのも、結露です。
結露は、何時でもいつの季節でも、温度と空気中の水蒸気量によって発生してしまいます。
少し難しいお話になりますが、結露はアレルギーや建物の寿命に大きく関係してきますので必ず知っておいてほしい現象なんです。

まずは結露の基本的な発生原因をご説明いたします。
空気中の水蒸気量が一定でも、室内の温度が下がれば、湿度が上昇し、湿度100%を超えると空気中の水蒸気は水滴に姿を変えますこれを露点と言います
例えば、冬場に暖房して温度を上げると、同じ水蒸気量でも湿度が下がり、加湿器等で加湿をしないとカラカラに感じてしまいます。
だから冬場には加湿器等で加湿をするのですが、暖房を切ると室温が下がることで湿度が上昇してしまい、空気が水蒸気を保つこと出来ない露点に達することで結露が起こってしまいます。

温度が20℃で湿度60%の状態で、室温が15℃に下がると湿度は82%にになり、室温が12℃になると結露が発生します。
冬場のお部屋では普通に起こっている事ではないでしょうか?

発生した結露(水滴)は窓ガラスにくっ付いている訳ではありません。
窓ガラスやサッシ本体についている結露は、外気の冷たい空気に室内の空気が触れた為に起こったもので別の物です。
室内の温度低下で起こった結露は、ハウスダストやカーテンやマットやクッション等に吸収されます。
結露の恐ろしさは、その水分にダニや黒カビや細菌類が発生して気管支系のアレルギーの原因となってしまいます。

1gのハウスダストに、
ダニは約2千匹、黒カビは3万個、細菌類は800万個検出されています。

つまり結露を発生させない為には、部屋の温度をお休みなられる時も外出時も暖房して温度を下げないか、そもそも暖房をしなければ良いということになります。
暖房をつけっぱなしというのは、光熱費が高騰している現在では現実的ではありませんし、暖房をしないというのは、そもそも無理な話で、もっと体にとって酷いことになってしまいます。
(体温が1℃下がれば免疫力が30%低下してしまいます。イギリスでは居室は18℃以下にはしないとの指針が出ています。)

では、どうすればよいのか?
床や壁や天井が、空気中に投げ出された結露を吸収してくれたらいいのです。
宣伝っぽくなってしまいますが、千寿堂のお造りする無添加住宅®は、壁や天井は漆喰仕上げて床は天然無垢の床材を使用しています。
漆喰や天然の木材には、とても大きな調湿能力がありますので結露の被害をなくしてくれます。(漆喰内部は弱アルカリ性なのでカビ、ダニ等の繁殖ができません。)

ビニールクロスや合板のウレタン加工がされている床等は、調湿は全くしてくれませんし、黒カビはビニールクロスが栄養となって繁殖をしてしまいます。

****結露のもっと恐ろしいことは****

お聞きになられたことがあると思いますが『壁体内結露』が起こる事です。
それは室内の水蒸気(水分)が壁の中に入って、外気との温度差で結露を起こしてしまう現象です。
夏場は逆に外の湿度が壁の中に入って結露を起こしてしまいます。

そのことでどういった事が起こるのかと言いますと、壁体内結露によって発生した水分によって、腐朽菌が発生して木を腐らせてしまい、建物の寿命を縮めてしまうという事なのです。
何の対策もしていない住宅ですと10数年で壁の中の木が腐ってしまいます。
とても恐ろしい事です。
また、壁体内結露により断熱材の断熱性能が低下してしまいます。

だったらどうしたら良いのか???

①室内の高い湿度を外壁に入れないようにするのと、暑い時の②外気の高い湿度を外壁に入れないようにする事です。

その対策としては、
①室内が調湿能力が高い素材で作る(湿度を上げないようにする)。
 千寿堂のお造りする無添加住宅®は、漆喰と天然無垢材で室内は調湿能力は抜群です。
外壁に湿度が入らないようにする。
 室内側に防湿シートを貼る方法と、外壁側に湿度のシールドシートを設ける方法があります。

千寿堂では、外壁の透湿防水シートは一般的に使われている物とは違ってアメリカから直輸入をしている特別なシートで、シールド性が高く室内の湿度を壁の中に入らないようにしています。(ストローの端を指で塞いでいるといくら吸っても吸えないのと同じ原理です。)
外気からの湿度の侵入に対しては、外壁から外に向って一方方向にしか湿度が移動しない特殊な透湿防水シートを使っています。(夏場の高い湿度を外壁の中に入れません。)
(一般に使われている透湿防水シートは双方に湿度が移動しますので夏場の湿度を外壁内に入れてしまい木を腐らせてしまいます。)

是非、結露の恐ろしさを知って頂いてご検討をお願い致します。

代表写真

ナチュラル建築デザイン工房 千寿堂
代表/光畑 昌利

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