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住まいの本当の話 ― 知っている様で知らない漆喰(しっくい)の10のメリット

2025年12月24日(水)

今回は、カタログに載っていない漆喰のお話をさせていただきます。
漆喰の壁は現在の住宅には殆ど使われていないので馴染みが無いとお思いの方も多いと思いますが、実は4000年以上前から世界中で使われている建材です。

漆喰(しっくい)の10のメリット

① 燃えません

漆喰は石灰岩を焼いて作ります。
水で溶いて壁に塗ると、空気中の二酸化炭素と化学反応して固まっていき、石灰岩に戻ります。
漆喰を塗るということは、壁に石灰岩をコーティングしているのと同じで燃えません。
田舎の蔵やお城の壁が漆喰で塗られているのは、実は防火の為なのです。

ご家族が住まわれるお家の壁が燃えないという安心感は絶大ですよね。

これに対してビニールクロスが燃えると猛毒の塩素やダイオキシンが発生します。
新建材に使われているメラミン塗装が燃えると猛毒の青酸ガスが発生します。
火災が起きると、このガスにやられて動けなくなってしまうのです。

そんな危険な環境でご家族が生活されるのは如何なものでしょうか。

② 臭いをとってくれます、化学物質等を分解します

漆喰の中は乾いた後は弱アルカリでおまけに多孔性なので、臭いを分解してくれます。
犬や猫を飼っているお宅でも臭いが気になりません。
焼肉をお家でされた時も次の朝に臭いが残っていることがありません。

③ コロナやインフルエンザの菌を不活性化します

漆喰壁に付着した菌は瞬時に不活性化されますので菌の付いた壁を触っても安心です。 ビニールクロスが貼られた壁ですと表面でコロナウイルス菌が2日から3日は生存すると言われています。

③ 調湿効果が非常に高いです

室内の漆喰は35坪程の広さのお家ですと2トン以上の水を用いて練って塗ります
その水分が漆喰に穴を開けながら蒸発して固まっていきます。
つまり漆喰壁のお家ですと2トンの湿気を壁が保つ事ができるということで調湿効果は大変高く、夏場のジメジメ感が全く違います。
調湿性能方高いことは、断熱性能が高い事も相まって冬場の結露を抑える事に貢献してくれます。
窓ガラスに結露が起こる事はありせん。

⑤ 大変長持ちする建材です

漆喰は古代エジプト文明の時の王族のお墓の中にも塗られおり、4千数百年経った今でも漆喰の上に描かれたフレスコ画が原色のまま今に残されています。
日本でも高松塚古墳が発掘された時は絵が原色で残っていました。

⑥ 麹菌類以外の菌の繁殖を抑制します

漆喰の空間は、麹菌類以外の菌の繁殖を抑制します。
味噌蔵やハム蔵の内装に漆喰が塗られるのはそういった効果がある為です。

⑦ 音響の良い空間が作れます

漆喰が乾いていく時に水分が穴を開けて蒸発していき多孔性のものになる為、音の反響が抑えられます。
展示場でコンサート行いますと演奏者の方が音がよく通ると言ってくれます。
味噌蔵なんかでコンサートをするのはそう言った理由です。
オーディオルームには最適の壁材です。

⑧ 自分で修理出来ます。

ビニールクロスなどの補修は業者さんに頼まないと無理ですが、漆喰の補修はご自分で補修ができます。(引渡しの時に補修用漆喰をお渡ししています)

⑨ 汚れを自己修復します。

漆喰の中が弱アルカリの為、汚れを分解してくれます。
前に事務所の漆喰壁につまずいて、コーヒーをぶちまけた事があるのですが、放っておいたら、いつのまにか真っ白になっていました。

⑩ 冷暖房のランニングコストを下げる事が出来ます

無添加住宅®の代理店であるゼネコンの飛島建設さんが、独身寮の同じ条件のふた部屋に漆喰を塗った部屋ビニールクロスを貼った部屋で1年間同じ温度でエアコンを掛けて電気代の比較をしたところ、漆喰の部屋が16%前後電気代が安かったそうです。
漆喰を塗るだけで16%も省エネできるなんて素晴らしいと思いませんか?

代表写真

ナチュラル建築デザイン工房 千寿堂
代表/光畑 昌利

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